業務の効率化、
DX化戦略などの観点から導入を決めました!
ヤマト住建株式会社(兵庫県)
上席執行役員 三谷佳裕様

兵庫県神戸市に本社を置き、関西を中心に、関東及び東海・中国エリアにて注文住宅事業を展開。
2022年に創立35周年を迎え、年間販売棟数は1000棟を超える。
「日本の住まいを世界基準に」をテーマに、住宅の断熱性能強化に注力し、2020年はZEH基準が受注の78%で、ZEH登録ビルダー内での最高評価:6つ星を獲得した。
今後も、LCCM住宅の普及促進を通じて、カーボンニュートラルを含めた、更なる環境貢献を目指し、意欲的な事業活動を展開していく。

~「イエプロ」の導入前のお困りごとや、導入に至った経緯を教えてください。~
DX化は必要不可欠であり、最適なツールを探していました
三谷様
本格的に導入を検討したのは、コロナ禍で住設メーカーのショールームが完全にクローズしてしまうという状況があり、打ち合わせが滞ってしまう懸念がありました。そのような状況下でお客様とコミュニケーションを取りながら住設関係を決めていける方法はないかと考えていたのが一つです。
一方で、今後、住宅事業を展開していく中でDX化は必要不可欠であり、最適なツールを探していました。そして、お蔭様でコロナ禍もあってか受注が伸びたのですが、棟数が増えることで設計部門の負担が大きくなってしまい、早急に打ち合わせの効率化を図る必要がありました。
また、以前はアイテムの改廃があった後に、廃盤アイテムが紙のプレゼンテーション上で残ってしまっており、誤った情報がお客様に伝わってしまい、訂正をしなければならないということも起こっていました。マスター管理を一元化しておかなければ、お客様へのサービスの質の低下を招いてしまうことも危惧していました。
最後に、コロナ禍においてお客様との商談や打ち合わせにもオンラインを活用することが増えており、ご自宅でリラックスした状態でご家族で仕様を検討していただくことができれば、効率も良くお客様満足度も上がると考えました。
コロナ禍におけるさまざまな状況への対応、お客様が増えてきたことへの対応、DX化戦略など、さまざまな課題があった中で、リフィードさんからベストなタイミングでご提案をいただき、導入を決めました。
~現状の取り組みの成果や課題、今後の展開などについて教えてください。~
自分たちの皮膚感覚で掴んでツール活用を推進したい
三谷様
私の役割は導入の決定から社内への浸透というところになりますが、まずは利用環境を整えることを進めています。既に設計やコーディネーターにはタブレットを配布しており、営業スタッフ全員にも年内には行き届く予定です。
今回、リフィードさんは、導入説明会の開催や個別質疑への対応、マスターの改変など、我々のリクエストに事細かく応えてくださり、非常にありがたく感じています。
現時点での課題は社内へのさらなる浸透ですね。というのも、これまでのように経験や勘に頼っているスタッフも少なからずいまして、従来のやり方に慣れているがゆえに、新しいシステムを使いこなせていないという現状があります。「イエプロ」は非常にシンプルで操作性も優れているにもかかわらず、とっつきにくいようで。
そこで、設計部門のリーダーを通じて、「面倒なことに巻き込まれているのではなく、本来は自分たちで工夫して改善しなければならなかった課題を、このツールを使って一つでも前に進めていくことを目的に導入をしたので、自分たちの皮膚感覚で掴んでもらって、活用を推進してほしい」ということを話しました。
~営業さんから、メーカーのカタログに掲載されているものを全て登録してほしいというご意見がありました。三谷本部長はどのように思われますか?~
選択できる環境は提供しつつ、メーカーとのタイアップを図る
三谷様
難しいところですね。
大手ハウスメーカーや広域ビルダーは、取引先を絞り流通単価を抑えるといったことで合理化を図ってきました。
一方で、閉塞感のある住宅業界において、当社が昨年、今年と順調に棟数を伸ばしている背景には、大手ハウスメーカーや広域ビルダーがやらなかったことを選択してきたからというところが大きいと感じています。企画住宅に偏らず、アイテムを絞込事なく、選ぶ楽しさ、悩む楽しさをお客様に感じてもらえることが、当社の強みの一つでもあります。
ただ、アイテムを絞る方法はあると考えています。
「たくさんの選択肢の中からお選びいただけます。その中でおすすめは〜」というのと、「おすすめはこれですよ。これ以外は採用される方は殆どいません」と情報を遮断してしまうのとは印象が違いますよね。選択できる環境は提供しつつ、メーカーとのタイアップなどでお得な情報をお伝えできれば、多くのお客様はそちらに傾くはずですので、今後はそのような展開も検討していけたらいいと思いますね。
~今後、「イエプロ」をどのように活用していきたいと考えていますか?~
今後は商談の中でもツールを活用していきたい
三谷様
現在は設計担当者がお客様との仕様決めに使うケースが殆どで、営業は演出上見せる程度でしか使われていません。
「こんなシステムを使って仕様を決めていくので、楽しみにしていてください」と伝え、契約後は設計担当者やインテリアコーディネーターに引き継ぎます。
けれど、今後は、商談の中でも活用してほしいと考えています。「イエプロ」のようにフォーマットが決まっていて、お客様が自由に選んでいけば、ある程度の金額が出ますし、お客様も選ぶ楽しさを体験できるツールですので、その楽しみを商談の段階から感じていただけるといいと思います。
御社は「イエプロ」を使ってくださっている企業の中でも規模が大きく、簡単に物事が決まらない難しさがあるかもしれませんが、動き出したら効果や成果も見えやすいと思いますので、私たちもしっかりとサポートしていきたいと考えています。一緒にチャレンジしていきましょう。
今回は貴重なご意見をありがとうございました。
~現場の声として川端さんからもお話をいただけたら…。~
臨機応変に活用しながら打ち合わせを進めていけたらいい
ヤマト住建株式会社 建築事業部(設計)部長代理 川端美樹 様の声
川端様
そうですね。
コロナ禍で状況が変わってきたこともありましたが、弊社は数多くの住宅設備メーカーを採用しているため、メーカーや色を決めることに時間がかかっていました。もちろん、その時間がかかることも楽しまれている方も多かったのですが、小さなお子様がいらっしゃるお客様が多い中で、ちょっとした変更や確認のためにわざわざショールームにお越しいただくというご負担をかけていた部分もあったんです。
ちょっとした変更によって、金額がどのくらい変わるのかといった感覚が掴めるこのツールは非常に有効だと感じました。
一方、オンラインを活用した打ち合わせも増えてきた中で、間取りなどの図面を共有するツールはあったものの、仕様を決める仕組みを整えきれていませんでした。
「イエプロ」の画面を共有できれば、仕様決めの情報を共有することが可能になりますし、コロナ禍が解消されたとしても、お客様がご自宅で打ち合わせをしたい場合などにも活用できると思いました。現時点では全てのお客様に利用するというよりは、臨機応変に活用しながら打ち合わせを進めていけたらと考えています。
~川端さんは、今後についてどのように考えられていますか?~
ツールにやり方をあわせる次の段階が必ず必要になる
川端様
新しいツールを取り入れる時って、今の困りごとを解決するために取り入れるものの、ツールにやり方をあわせるという次の段階が必ず必要になるものです。
一部のメンバーだけでなく、コーディネーターを含めみんなを巻き込みながら進めていきたいですね。最終的な目標は、一人ひとりが担当できる棟数を増やすこと。三谷も話したように、当社の強みは選択肢が多いことですが、販売戦略的に絞った方が効率的になるとなれば、今後は変わっていく可能性もあります。
私たち設計部門がさまざまな工夫をして、「イエプロ」を使ってアイテムを絞った提案をした方が棟数を増やせるところに持っていけたらとも思います。
また、その一つの方法として、特定のメーカーとのキャンペーンを行なうのもいいのではないでしょうか。メーカーを絞ることができれば、「イエプロ」を活用しやすくなりますし、営業・設計・インテリアコーディネーターが一体となって、取り組んでいきたいと思います。
実は、以前、お客様アンケートに「紙の資料が多すぎるので業務量が増えていませんか?」と書かれていたことがあります。それがお客様に見えてしまっていることはいいことではないですし、一時的にやりづらさを感じたとしても、DX化は進めていかなければいけないと考えています。
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